猛暑と予告ホームラン

カッ!と照りつける炎天下の中、私は多摩地区の住宅街にいました。
東京は36度。
ジリジリと体が焼け、あまりの暑さに汗も止まります。
「なんでこんなところにいるんだろう。」


かなり久しぶりに、営業に来ております。
期末に向けて、少しでも業績を伸ばす目的です。
交代で出る事になったわけですが、たまたま台風一過のいい天気の日に当たったわけです。


私の行った住宅街は、目だって大きな建物もなく、一戸建ての家ばかりのエリアでした。そのため日陰も少なく、どんどん体力を奪われていきます。
長時間炎天下にいると危険なので、定期的に公園の日陰に入ることにしました。
一日で一番暑い時間、公園では、とっくに夏休み中の小学生が野球をやっていました。



のんびりしていられるのも今の時期だけだぜぇ。
8月末頃に宿題に追われて泣くんじゃねえぞ。



暑さでぼーっとした頭でそんなことを考えながら見ていると、
打席に立った小学生がおもむろにバットを空に向けた。


あれは、予告ホームラン???


いやあ、ベーブ・ルースですよ。
最近の小学生、知ってるのかあ?
それとも、マンガか何かでネタになったのかな?
今でもやるんだなあと感心したり。


帰って気がついたのだが。
すっかり日焼けして真っ黒になってました。恐るべし。